今週始めに新潟県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたのを受け、富山県は県内の養鶏場に消石灰を配布し、緊急消毒を行っています。
今月4日に新潟県胎内市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表がありました。
富山県は県内でも発生のリスクが高まったとして、6日から県内の100羽以上を飼育する全ての21の養鶏場に消毒用の消石灰合わせておよそ19.6トンを配布し、緊急消毒を始めました。
各養鶏場では管理業者が届いた消石灰を農場や鶏舎の周辺に散布し、野生動物などが鶏舎内にウイルスを持ち込むのを防ぐための作業を行っています。
高病原性鳥インフルエンザの感染確認は、先月の北海道の養鶏場も合わせて、今シーズン3例となっていて、これまでにあわせて132万羽が殺処分の対象となっています。
(富山テレビ放送)
