福井県は6日、県内の感染症発生状況を発表しました。10月1日から流行期に入ったとされるインフルエンザは、一医療機関当たりの患者数が前週の約1.5倍に増加しています。
県が発表した感染症の発生状況によりますと、10月27日から11月2日までの1週間に、指定された県内39の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は178人。1医療機関当たり4.56人で、前週の約1.5倍に増加しました。増加は3週連続です。
年代別に見ると、14歳以下の感染者が全体の約9割を占めています。
6日は福井市内の小学校と高校で学級閉鎖が2件ありました。
県保健予防課によりますと、全国的な傾向を見るとインフルエンザの感染者は今後も増える可能性があり、体調不良を感じたら早めに医療機関を受診し、マスクの着用や手洗いといった基本的な感染症対策をしてほしいと呼びかけています。