勝山を元気にしようと、市の観光まちづくり会社が、道の駅の隣に青果市場とカフェを7日オープンし、農業と観光の活性化を一手に引き受けます。
道の駅・恐竜渓谷かつやまの敷地内に7日、「かつやま青果市場」がグランドオープンします。
勝山市には70年の歴史を持つ青果市場が1カ所ありましたが、農家の高齢化などで去年11月末に閉鎖されました。しかし、市場の継続を望む地元の農家の声に応えて、市の観光まちづくり会社が事業を引き継ぎ、道の駅に新設しました。
登録する農家は市内外の約40軒で、新鮮な野菜を観光客に食べてもらう狙いもあります。
市場の横には、奥越産のマイタケをふんだんに使ったパンケーキなど、地元の新鮮な食材を使ったメニューを楽しめるカフェも併設され「勝山の農業と観光の活性化を図る新たな青果市場」と位置付けています。
勝山市観光街づくり会社・今井三偉取締役は「元々観光会社として事業をしてきた。一次産業(農業)も観光(資源)に含まれている。一次産業を通して観光客に勝山を楽しんでほしい」と話しています。