岩手県と盛岡市は11月5日、インフルエンザにより小学校7校・中学校1校・高校1校・支援学校1校のあわせて10校で休業措置が取られたと発表しました。

盛岡市の大新小学校では全校児童554人のうち43人がり患し、11月4日から11月7日に1年生の1クラスが学級閉鎖となりました。

花巻市の若葉小学校では全校児童671人のうち111人がり患し、11月4日から11月6日に3年生と4年生と6年生のそれぞれ1クラスが学級閉鎖、同期間に1年生と2年生が学年閉鎖となりました。

北上市の黒沢尻西小学校では全校児童391人のうち12人がり患し、11月5日から11月7日に2年生の1クラスが学級閉鎖となりました。

奥州市の水沢小学校では全校児童579人のうち26人がり患し、11月5日から11月6日に6年生の1クラスが学級閉鎖、同期間に4年生が学年閉鎖となりました。

大船渡市の猪川小学校では全校児童254人のうち21人がり患し、11月5日から11月7日に4年生の1クラスが学級閉鎖となりました。

陸前高田市の広田小学校では全校児童86人のうち11人がり患し、11月4日から11月6日に2年生が学年閉鎖となりました。

釜石市の平田小学校では全校児童142人のうち17人がり患し、11月4日から11月7日に3年生と4年生が学年閉鎖となりました。

滝沢市の盛岡みたけ支援学校では全校児童・生徒105人のうち8人がり患し、11月5日から11月7日に4年生の2クラスが学級閉鎖となりました。

雫石町の雫石中学校では全校生徒336人のうち33人がり患し、11月5日から11月7日に3年生が学年閉鎖となりました。

北上市の黒沢尻北高校では全校生徒633人のうち26人がり患し、11月4日から11月6日に1年生の1クラスが学級閉鎖となりました。

県内での今シーズン(2025年9月以降)のインフルエンザによる学校等の休業措置は、これで56件となりました。(昨シーズンの同時期は1件)

また、県では、県全体の1医療機関あたりの患者数が注意報の基準である10人を超えたため、5日に「流行注意報」を出しました。
2024年より43日早く、過去10年で最も早いということです。

県や盛岡市ではインフルエンザの予防として、マスクの着用や外出後や食事前などこまめな手洗い、乾燥しやすい室内では加湿器を使用し、睡眠・バランスの良い食事を心がけるよう呼びかけています。

(岩手めんこいテレビ)

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