岩手県花巻市の国有林で11月2日、41歳の男性がショベルカーの運転席とアーム部分との間に頭を挟まれ、死亡しました。
警察は作業中の死亡事故として、当時の状況を調べています。
2日午後5時ごろ、花巻市豊沢の豊沢湖の西側にある国有林で、ショベルカーの運転席と、その右側にあるアーム部分との間に頭が挟まれた北上市里分の会社役員の男性(41)を同じ会社の作業員が発見しました。
男性は約1時間後に駆け付けた救急隊員により、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は2日、午前11時ごろからショベルカーに乗り、伐採した木を集める作業を1人で行っていたということです。
男性はヘルメットを被っておらず、ショベルカーは運転席の右側に窓がない構造をしていたということです。
現場には集めていたとみられる木が散乱していたことから、警察は何らかの原因で伐採した木がショベルカーに衝突し、その衝撃によって起きた事故とみて、男性の死因や当時の状況を調べています。
(岩手めんこいテレビ)