アメリカ・NBCテレビの最新の世論調査で、トランプ大統領の不支持率が上がり、55%になりました。

アメリカ・NBCが公表した世論調査によりますと、トランプ大統領の支持率は43%、不支持率は今年3月から4ポイント上がって55%になりました。

2026年11月の中間選挙でどちらの政党の勝利を望むかという項目では、共和党と答えた人は42%と、2025年3月から5ポイント低下した一方、野党・民主党と答えた人は50%にのぼり、民主党がリードする結果となりました。

「アメリカが間違った方向に向かっている」と答えた人は、2025年3月の54%から61%に上昇し、「正しい方向に向かっている」との回答の37%を大きく上回り、現政権への不満が表れるかたちとなりました。

「トランプ大統領が期待に応えていない施策」について聞いた項目で最も高かったのは「インフレ」「生活費」の66%で、その次に高かったのは「中級階層への対応」で65%となり、経済問題を中心にトランプ政権への不満が高まっていることが明らかになりました。

一方、民主党に対し「肯定的な見方をしている」と答えた人の割合は28%と依然として低いままでした。

フジテレビ
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国際取材部
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