大阪・関西万博のカナダパビリオンを象徴するモニュメントが、宮城県名取市のゆりあげ港朝市に設置され、2日、披露されました。
お披露目式にはカナダパビリオンや、ゆりあげ港朝市の関係者が参加しました。
名取市 山田司郎市長
「カナダパビリオンのメインのテーマが再生である。再生というコンセプトと、この閖上の地で再生したゆりあげ朝市のコンセプトが非常にマッチするんじゃないかということで、交渉させていただいてご検討いただいた結果、きょうの日がある」
閖上にある「メイプル館」は、2013年にカナダ政府の復興支援で整備された建物で、当時から交流が続いています。
関西万博では150万人以上が来館したカナダパビリオン。モニュメントは閖上の新たなシンボルとして生まれ変わりました。
カナダパビリオン ローリーピーターズ館長
「本当にこの場所は大切な場所。次の世代に新しい橋を作りたい、新しい関係を作りたい、つながりを作りたい」
ゆりあげ港朝市協同組合 桜井広行理事長
「これがあることでもっともっと、来場者に楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています」
モニュメントは今後、メイプル館の前に常設され、毎週日曜日の午前5時から7時には、ライトアップも予定されています。