仙台市泉区の住宅街で、「ニトログリセリン」と書かれた不審物が2カ所で見つかり、警察が調査したところ、いずれも危険性のないことがわかった。

不審物が最初に見つかったのは、仙台市泉区南光台2丁目の歩道上。

2日午後2時ごろ、「歩道に不審なものがある」と110番通報があり、警察官が現場に急行した。

確認の結果、「ニトログリセリン」と記された紙パックが置かれているのが発見された。

消防によると、不審物は袋がかぶせられた牛乳パック型の容器で、中には液体が入っているとみられた。

さらに、近くの民家の敷地内でも、同様の見た目をした別の不審物が見つかったという。

警察は危険物の可能性があると判断し、機動隊を出動させて2つの不審物を慎重に回収。
その後、いずれも危険性はないことが確認された。

この影響で、現場周辺では午後4時ごろからおよそ3時間半にわたり交通規制が実施された。

警察は2つの不審物の関連や経緯を引き続き調べている。

仙台放送
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