81年前、アメリカ軍の潜水艦に撃沈された疎開船・対馬丸の犠牲者が流れ着いた奄美大島の宇検村を今月7日から遺族たちが訪問します。
鹿児島県奄美大島の宇検村には対馬丸の多くの犠牲者が流れ着き、住民は生存者の救護にあたり遺体を丁寧に埋葬しました。
対馬丸記念会は当時の感謝を伝えるとともに対馬丸事件を次の世代に語り継ぐため、今月7日から遺族など50人あまりで宇検村を訪問します。
1日の結団式で団長の高良政勝さんは「亡くなった皆さんに祈りを捧げ平和への想いを新たにする時間にしたい」と挨拶しました。
参加者:
今度の慰霊祭も心を込めて行ってきたいと思います
つしま丸児童合唱団の児童:
歌をたくさんの人に届けて平和を伝えていきたいので奄美大島の人たちにも平和の大切さを伝えたいです
宇検村での慰霊祭のほか、対馬丸が沈没した海域で海上慰霊祭も執り行う予定です。