島根県西部の2つの消防署が管轄エリアを跨いだ大規模火災の発生に備え、合同で訓練を行いました。

煙が充満した部屋に突入する消防隊員。
益田市広域消防本部の訓練施設で行われたこの訓練は、益田広域消防署と浜田西部消防署の合同で行われ、両消防署の隊員合わせて20人が参加しました。

煙が充満した建物内で要救助者を探し出して救出する訓練や、隊員同士が協力して建物の中と外から消火する訓練をしたほか、室内温度が240℃にもなる火災現場を再現し、耐火服を着た隊員が実際の火災に近い煙と熱気を体験しました。

浜田市消防本部 西部消防署・吉川雄三署長:
「災害はいつ、どこで、どのような規模で起きるのかまったく分かりません。お互いに連携しながら火災鎮圧に向けてやっていければ」

両消防署は、こうした訓練を通じて連携を強化したいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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