相次ぐクマの出没の影響で子供たちが屋外で遊ぶことが難しいとして、31日に秋田県内の子育てサークルの代表が鈴木知事に県有施設の臨時開放などを要望しました。
県庁を訪れたのは県内の子育てサークルの代表3人です。
3人は、県内各地でクマの出没が相次いでいることから子供たちが屋外で安全に遊ぶことが難しくなっているとして、遊び場の確保に関する嘆願書を鈴木知事に手渡しました。
嘆願書では、県立体育館などといった県の屋内施設の臨時開放や各市町村に公共施設の臨時開放を働きかけることなどを求めています。
これに対し、鈴木知事は「可能な範囲で速やかに対応したい」と述べました。
県は調整がついた施設から順次開放するとしていて、ホームページやSNSで開放情報を発信することにしています。