福島市永井川自動車の部品などを製造する「NOK福島事業場」で、10月20日から始まったのが「NOK子ども食堂~まんまるひろば~」。
社員食堂を、子ども食堂として活用する県内企業では初の試みだ。
NOK株式会社オイルシール事業部の松井宏樹さんは「地域の人たちと一緒に輪を広げていきたい。まんまるな笑顔であふれた雰囲気を作っていきたい」と語る。
中学生以下は無料で食事の提供を受けることができる、この「子ども食堂」。
食事のほかにも勉強をしたり、ゲームで遊んだり。社員との交流を楽しめるつながりの場にもなる。
初日は福島市内から30人以上の親子が訪れていた。
訪れた子供からは「いっぱいお話したり、私の宿題を手伝ってくれたりしました」「間違いなく最高です。広いし綺麗な会社だしおもちゃとかあるし」との声が聞かれた。
また保護者は「いろんな人とおいしいご飯を、楽しく食べられるっていう場所だったのでまた来たい」と話した。
「NOK子ども食堂」は毎月1回・第4木曜日に開かれる予定。
 
       
         
         
        