三陸鉄道(岩手県宮古市)は燃料費の高騰などを理由に、10月30日に東北運輸局に運賃の値上げを申請しました。
値上げ幅は区間によって20円から380円となっていて、2026年3月に実施される見通しです。
三陸鉄道は、燃料費などが高騰し沿線の人口が減少するなか、経営基盤の強化を図るため、10月30日、東北運輸局に運賃の値上げを申請しました。
申請の内容は、最低運賃となる宮古~磯鶏間が20円値上げされ220円に、最高運賃となる久慈~盛間が380円値上げされ4160円となります。
全体の改定率は7.4%で、申請が認可されれば、2026年3月中旬に値上げされる予定です。
値上げされれば、消費税増税を除いては29年ぶりとなり、三陸鉄道では、「心苦しいがご理解いただきたい」としていて、値上げと同時に定期券の割引率アップなどを行う予定です。
 
       
         
         
        