きょうはハロウィーン当日。
毎年多くの人が集まる東京・渋谷では混乱を防ぐため、さまざまな対策を講じているということなんですが、現在の様子はどうでしょうか。

現地から広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。

渋谷は午後3時30分ごろから雨が降り始めてきて、多くの人が傘をさしています。
ただ、雨が降っても渋谷の人の数は今のところ減ったという感じはなく、駅に向かう人とセンター街に向かう人が同じくらいの数います。

時間帯がちょっとまだ早いかなというところはありますが、実際まだ、ほとんど仮装している人はいません。

駅前には「禁止だよ!迷惑ハロウィーン」という看板があり、これは渋谷区が訴えているものです。
その右側に行くと、普段あるハチ公像が今、封鎖されていて見えません。

街灯など、至る所に「迷惑禁止」と書かれています。
また、左右の通行を分けるために、道の真ん中に塀を設置している様子もみられます。

2024年は8割から9割が外国人だったというふうに区長が話していました。
頭上にも「禁止だよ!迷惑ハロウィーン」という大きな横断幕がありますが、英語と中国語が書かれています。
多言語での注意喚起というのも、2025年から行っています。

周囲にお酒を飲んでいる人や散らかっている様子、ごみがあるという様子もありません。

渋谷区は午後6時以降、周辺58店舗に酒類の販売の自粛を要請しているんですが、「休業します」と書いてある飲食店もあります。

ただ一方で、全く仮装している人がいないわけではなく、話を聞いてみると、時間が早いから少ないのかなという感想をお持ちの方や、今日このあと雨が降るので、迷惑をかけちゃいけないので仮装してきたけれどもすぐ帰りますよと話す人がいたり、あるいは、仮装してみんなで盛り上がりたいのにあんまりいなくて逆にちょっと寂しいな、という様子の言葉を口にする人もいました。

警察の注意喚起、警備というのも今、行われています。

109の脇には警察車両が止まっていて、上にDJポリスが乗って注意を呼び掛けるような車両になっています。

奥にもずらっと警察車両が止まっていて、ずっと奥まで赤色灯がともっています。

他の場所でもこういった警察が配置されていて、雨の影響もこれから出てくるかもしれませんが、このあとも警察が警戒を続けることになりそうです。