北海道各地から雪の便り。

 冬支度のシーズン。

 これから路面の状況も悪くなっていく。

 滑りにくく温かい冬靴が欠かせないが、どのようなものを選んだらいいのだろうか。

冬の始まり―冬靴の準備をする人も

 いよいよ、長い冬の始まり。

 特に雪の降り始めは、体が慣れていないので要注意だ。

 雪道に備えて冬靴を用意する人も増えている。

北海道各地で冬の始まり
北海道各地で冬の始まり
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 「みぞれが降ったので滑らない、温かい冬靴を探しに」(冬靴を買いに来た人)

 「ケガにつながるのが嫌なので、滑らない靴が一番大事」(冬靴を買いに来た人)

冬靴を買いに来た人
冬靴を買いに来た人

今シーズンの冬靴は靴底が進化

 昨シーズン、札幌市内の雪道で転倒して救急搬送された人は約1900人。

 ケガを防ぐためにも冬靴選びは重要だ。

 どんなものがトレンドなのだろうか。

 「今シーズンの冬靴、ポイントは進化した靴底です」(狐野 彩人 アナウンサー)

 より滑りにくくするため、靴底にさらなる工夫がされているというのだ。

今シーズンの冬靴は靴底が進化
今シーズンの冬靴は靴底が進化

 濡れた氷の上でも滑りにくいと人気の靴「サップランド」も進化している。

 「こちらは今までのグリップの数より2つ増えて12個になり、さらに滑りづらさが進化している。横幅も広くなり、滑りづらくなっている。また、オムニヒートという素材を使っていて、熱反射により温かさを出している。マイナス20度まで対応しているシューズ」(スーパースポーツゼビオ ドーム札幌月寒店 西山 渓斗さん)

オムニヒートという素材でより温かさを出している
オムニヒートという素材でより温かさを出している

 滑りにくさの他にも特徴のある冬靴が。

 こちらはベチャベチャ路面に対応し、防水機能に優れているという。

 「メレルのローグというシューズで、ゴアテックスの素材が使われていて完全防水。グリップがいろいろな位置に配置されているので、かかとから着地しても滑りづらい」(スーパースポーツゼビオ ドーム札幌月寒店 西山 渓斗さん)

グリップがいろいろな位置に配置
グリップがいろいろな位置に配置

氷の上で実際に体験

 実際に氷の上で履いてみると。

 「すごいグリップ力。特に前に行こうとする力を、うまく止めている感覚」(狐野 彩人 アナウンサー)

氷の上で履いて体験
氷の上で履いて体験

 普通のスニーカーでは滑って立てない氷の上でも、しっかりと氷をとらえる。

 足を動かすと、下の氷が動くほどだ。

 この冬は滑りにくさが進化した靴底に注目だ。

靴底に注目
靴底に注目
北海道文化放送
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