小泉防衛大臣は、秋田県からクマ被害の対応を要請されたことについて、箱わなの運搬を実施する方向で調整していると明らかにしました。
小泉防衛相は閣議後の会見で、「(秋田)県からは、箱わなの運搬に伴う輸送支援などの依頼を受けており、自衛隊としても、これを実施する方向で調整を進めています」と話しました。
陸上自衛隊は、30日、秋田県内で箱わなを輸送する訓練をしています。
小泉大臣は、自衛隊は鳥獣駆除の訓練をしておらず「担うのは困難」とした上で、「任務遂行に支障のない範囲で最大限協力したい」と述べました。
一方、鈴木農林水産大臣は、「農業現場では、農作業にいったときにクマに会わないか、不安感が大きくなっている」とした上で、捕獲活動で「捕る」侵入防止柵の整備で集落や生活を「守る」、緩衝帯の整備で「寄せ付けない」、という3本柱の取り組みを強化する方針を示しました。
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