雪のシーズンに備え、線路の除雪に使われる「ラッセル車」の整備が、鳥取県米子市のJRの施設で始まりました。

線路の除雪に使われる「ラッセル車」。
雪のシーズンを前に、鳥取県米子市のJR後藤総合車両所で10月30日から整備が始まりました。

車両所の職員2人がハンマーを使ってボルトに緩みがないかなど点検したあと、レールの上に積もった雪を線路の外にかき出す「ウイング」や「フランジャー」と呼ばれる装置が正しく作動するかどうか確認しました。

JR西日本後藤総合車両所米子支所・亀井大星さん:
私たちが冬季の線路状態の安全を守るという意識で行っていきたいと考えています。

「ラッセル車」は試運転を終えたあと、11月25日に鳥取と米子の車両所に合わせて3両配備され、山陰線や因美線、伯備線でレールの高さを超える積雪が予想される場合、出動するということです。

TSKさんいん中央テレビ
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