3年に1度開かれる演劇祭が、松江市八雲町で10月30日から始まりました。

ステージで上演されているのは人形劇。
『ともだちになる』という、商売を始めたキツネとオオカミの友情を描いた物語です。
松江市八雲町の「しいの実シアター」で開幕した『松江・森の演劇祭』。
演劇を通じて地域の文化を盛り上げ、子どもたちの想像力を育むきっかけになればと2001年から3年おきに開催され、8回目を迎えました。

30日は開幕に合わせ、市内の園児約150人を招いて、人形劇が上演されました。
初めて見る生の演劇に、子どもたちはすっかり夢中になっていました。

観劇した子ども:
(人形劇が)きょう初めて!楽しかった。

観劇した子ども:
オオカミと(キツネが)トランプするところがおもしろかった。

NPO法人あしぶえ・園山土筆理事長:
(劇で)笑ったり泣いたりするのを目の前で子どもたちが見て、それに心動かされ心をはぐくむ。思いやりの力とかそういったものを演劇を見ることで育ててほしい。

演劇祭は11月8日まで、国内外の8つの劇団による演劇のほか、11月1日からの3連休には、お菓子やフードの店が集まるマルシェなども開かれます。

TSKさんいん中央テレビ
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