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プレスリリース配信元:エン株式会社
ー人事・採用担当者向け情報サイト『人事のミカタ』アンケートー
エン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:越智通勝)が運営する人事・採用担当者向け情報サイト『人事のミカタ』(https://partners.en-japan.com/)上で、企業の人事担当者を対象に「副業・兼業」についてアンケート調査を行ない、人事担当者233名(233社)から回答を得ました。以下、概要をご報告します。

結果 概要
- 49%と、約半数の企業が社員の副業・兼業を認めていると回答。前年調査より3ポイント上昇。- 副業・兼業を認めてよかったこと、困ったこといずれも“特にない”が最多。
- 副業・兼業禁止の理由は「本業に専念してもらいたいから」「社員の過重労働に繋がるから」。
- 24%が副業・兼業で働く人を受け入れていると回答。前年より6ポイント上昇。受け入れている理由は「人手不足解消」「専門人材の獲得」。
調査結果 詳細
1:49%と、約半数の企業が社員の副業・兼業を認めていると回答。前年調査より4ポイント上昇。(図1~3)「現在、社員の副業・兼業を認めていますか?」と伺うと、約半数の49%が「認めている」(認めている:20%、一部認めている:29%)と回答。2024年に実施した同調査(※)より、3ポイント上昇しました。
認めている理由を伺うと、最も多かったのは「社員の収入増」(68%)でした。ほか上位には「優秀な人材の定着(離職防止)」(37%)、「社員のモチベーション向上」(36%)があげられました。
※2024年5月「副業・兼業実態調査」(https://corp.en-japan.com/newsrelease/2024/37121.html)
【図1】現在、社員の副業・兼業を認めていますか?(2024年比較)

【図2】現在、社員の副業・兼業を認めていますか?(企業規模別)

【図3】副業・兼業を「認めている」「一部認めている」と回答した企業に伺います。社員の副業・兼業を認めている理由を教えてください。(複数回答可)

2:副業・兼業を認めてよかったこと、困ったこといずれも“特にない”が最多。(図4~5)
副業・兼業を認めている企業によかったことを伺いました。回答の最多は「特によかったことはない」(42%)でしたが、上位には「社員のモチベーションが向上した」(19%)、「離職率が低下した」(18%)があげられました。
困ったことについても伺うと、最多は「特に困ったことはない」(67%)でしたが、「労働管理が煩雑になった」(12%)、「社員の過重労働に繋がった」(10%)が続きました。それぞれ、具体的な声も紹介します。
【図4】副業・兼業を認めていると回答した企業に伺います。 副業・兼業を認めたことで、よかったことはありますか?(複数回答可)

|副業・兼業を認めてよかったエピソード ※()内は業種/企業規模
・組織全体の視野が広がった。人脈が広がった。(メーカー/1~9名)
・副業でも本業と同業務を経験することで、本業で使用する重機の操作レベルが上がり、さらに丁寧な仕事ができるようになった。(その他/30~49名)
・デザイナー職の社員は、自分の実力でお客様を獲得し、スキルアップ、収入向上、モチベーションアップに繋げている。(メーカー/50~99名)
【図5】副業・兼業を認めていると回答した企業に伺います。副業・兼業を認めたことで、困ったことはありますか?(複数回答可)

|副業・兼業を認めて困ったエピソード ※()内は業種/企業規模
・副業先に就職されてしまう。(メーカー/50~99名)
・他社のほうが好条件の場合、離職に繋がる恐れがある。(その他/50~99名)
・労働時間の管理・配慮が必要になる。(小売/100~299名)
3:副業・兼業禁止の理由は「本業に専念してもらいたいから」「社員の過重労働に繋がるから」。(図6)
副業・兼業を禁止している企業に理由を伺うと、86%と多数の企業が「本業に専念してもらいたいから」と回答。続く「社員の過重労働に繋がるから」(55%)も過半数が回答しました。
【図6】副業・兼業を「禁止している」と回答した企業に伺います。副業・兼業を禁止する理由を教えてください。(複数回答可)

4:24%が副業・兼業で働く人を受け入れていると回答。前年より6ポイント上昇。 受け入れている理由は「人手不足解消」「専門人材の獲得」。(図7~9)
「現在、社外から副業・兼業で働く人を受け入れていますか?」と伺うと、24%が「受け入れている」と回答。2024年に実施した同調査より、6ポイント上昇しました。受け入れている理由を伺うと、上位は「慢性的な人手不足の解消のため」(53%)、「専門的な知識・スキルを持った人材が必要だから」(51%)でした。受け入れてよかったエピソード、困ったエピソードを紹介します。
【図7】現在、社外から副業・兼業で働く人を受け入れていますか?(2024年比較)

【図8】現在、社外から副業・兼業で働く人を受け入れていますか?(企業規模別)

【図9】副業・兼業人材を「受け入れている」と回答した企業に伺います。 副業・兼業で働く人を受け入れている理由を教えてください。(複数回答可)

|副業・兼業人材を受け入れてよかったエピソード ※()内は業種/企業規模
・まずは人材不足を解消するために受け入れたが、副業人材を受け入れたほうが人件費の軽減につながる。業務を委託した場合も、業者に依頼するよりもコストが抑えられている。(サービス/50~99名)
・自社に無い視点で事業に貢献してくれる。(メーカー/50~99名)
・別業界の広い視野を持った人材が参画することで、他スタッフの刺激となった。(その他/300~999名)
・副業として受け入れたが、気に入って当社を本業にしてくれる方がいた。(サービス/300~999名)
|副業・兼業人材を受け入れて困ったエピソード ※()内は業種/企業規模
・「本業が忙しくなったので辞める」という事態が散見される。(サービス/300~999名)
・本業が繁忙期になると就業できなくなってしまう。(商社/1000名以上)
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査期間:2025年8月7日~9月15日
■調査対象:『人事のミカタ』(https://partners.en-japan.com/)を利用する企業
■有効回答数:233社
困ったらまずココで検索。人事・採用担当者向け情報サイト 『人事のミカタ』https://partners.en-japan.com/

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