企業のもうけを示す申告所得が統計開始以来初めて100兆円を超えました。
国税庁が30日発表した国内企業のもうけを示す法人の申告所得の昨年度の総額は、前の年度より4兆600億円増えて、102兆円3381億円でした。
過去最高を更新したのは4年連続で、1967年に統計開始して以来、初めて100兆円を超えました。
業種別で最も増加率が高かったのは「料理・旅館・飲食店業」で、前の年度より38.5%増えて、1兆3326億円でした。
国税庁の担当者は、「インバウンドに関連する業種の伸びが目立った」としています。
業種別の増加率は以下の通り。
「料理・旅館・飲食店業」 38.5%増
「建設業」 14.4%増
「その他の業」 10.5%増
「サービス業」 10.1%増
「小売業」 9.9%増
「卸売業」 3.7%増
「運送業」 2.9%減
「製造業」 5.6%減
合計 4.1%増