熊本地検は水質汚濁防止法違反の疑いで、書類送検されていた天草市にある食料品製造業者を10月27日付で不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは、天草市牛深町にある食料品製造業者と取締役の男性です。
この業者をめぐっては、2025年1月から2月にかけて、雑節の製造過程で出る煮汁を処理せず、海に排出した水質汚濁防止法違反の疑いで、天草海上保安署が書類送検していました。
熊本地検天草支部は10月27日付で業者と取締役の男性を不起訴処分とし、理由について「刑事訴訟法により明らかにできない」としています。