「イオンモール須坂」のオープンから間もなく1カ月がたちます。周辺の道路は、土日祝日を中心に混雑が見られ、10月11日から3連休には最大1.9キロの渋滞が発生したことが長野県警のまとめでわかりました。今週末にも3連休を控えていて、県警は、渋滞緩和の対策を行う方針です。
10月3日にオープンした須坂市の「イオンモール須坂」。オープンから間もなく1カ月を迎えますが、連日、多くの買い物客が訪れています。
オープン前から懸念されていたのが周辺の交通渋滞です。オープン当日は、平日だったこともあってか、目立った混雑はありませんでした。
しかし―。
オープン後、最初の日曜日の午後3時半ごろ、イオンモールに向かう車の列は、屋島橋の反対側まで延びていました。
県警によりますと、土日祝日を中心に周辺の道路で混雑が見られているということです。
特に混雑したのが10月11日からの3連休です。県警によりますと、中日の12日午前10時ごろには、上信越道・下り線で須坂長野東インターチェンジを先頭に約1.9キロの渋滞が発生しました。
また、同じ時間帯に、長野市方面に延びる県道では、屋島橋まで約900メートルの渋滞が発生。
イオンモール西側入り口からインター入り口の交差点にかけての周辺道路も12日と13日に約1キロの渋滞が発生したということです。
3連休中は駐車場内や周辺道路で合わせて5件の事故が発生しましたが、いずれもけが人はいませんでした。
利用客:
「土日は大変です。須坂から来るには、何カ所も入り口があるが、あっち(長野市)から来るのはほとんど屋島橋から(来るので)大変」
「(休日は)多くなっていると思う。きょうはもうスイスイで全然問題なく」
今週末の3連休でも、多くの車が集中することが予想されます。
県警は、周辺の交差点で信号の間隔を調整するなど渋滞の緩和に向けた対策を行うとしています。
また、公共交通機関の利用や、周辺のインターチェンジの利用なども呼びかけています。