牧野京夫復興大臣が、就任後初めて岩手県を訪れ達増知事と会談しました。
牧野大臣は、東日本大震災からの復興に向けて「現場主義を徹底し、被災地の実情を把握していきたい」と意欲を示しました。
10月21日に発足した高市内閣で初入閣した牧野大臣は、10月29日に県庁を訪れ、達増知事と意見を交わしました。
この中で牧野大臣は「現場主義を徹底し、被災地の実情を把握していきたい」と意欲を示しました。
これに対し達増知事は「震災から15年を前に、被災地ではインフラの復興は完了に近い」とした上で「心のケアやなりわいの再生は複雑化している」と述べ、支援の拡充を求めました。
牧野京夫復興相
「いつまでで終わりという話ではなくて、中長期的な視点で継続する必要がある。地元の皆さんの気持ちを受け止めて、復興に努めていきたい」
牧野大臣は今後、東北の被災地を訪問する予定で、29日は福島県の大熊町と富岡町を視察したということです。