来年4月で熊本地震から10年。
熊本県が、これまでの『復興の軌跡』を発信します。
木村知事は、来年3月から人気漫画ワンピースとコラボした『熊本復興プロジェクト』10年展を開催するときょうの定例会見で発表しました。
【木村知事】
「ワンピースと共に熊本にしかできない復興を共に喜び分かち合う10年展にしたい」『ワンピース熊本復興プロジェクト』は、熊本出身の漫画家・尾田 栄一郎さんが熊本地震の本震の直後に送ったメッセージをきっかけに、人気漫画『ワンピース』と熊本県が連動して行っているものです。
主人公・ルフィの「必ず行くぞ」の言葉通りに、プロジェクトでは被災地に設置された10体の『麦わらの一味』の銅像をはじめ、南阿蘇鉄道を走る『サニー号トレイン』や、熊本空港に飾られた『大海賊百景』など、これまでも復興に向かう熊本を後押ししてきました。
【木村知事】
「この10年間の復興の軌跡を見て、知って、体感できるそんな展示内容にしたい」
10年展は来年3月20日から5月24日の約2カ月間、熊本県立美術館本館で入場無料で開催されます。
詳しい内容について木村知事は「今後、熊本県と尾田さん、集英社の間で詰めていく」と述べた上で、「ワンピースの世界を通して、熊本地震からの10年を体感できるものにしたい」としています。