愛知県新城市の山林で10月29日、ツキノワグマが罠にかかっているのが見つかり、殺処分されました。
愛知県によりますと、29日午前8時ごろ、新城市内の山林に仕掛けられたイノシシなどを捕獲するための罠に、クマの成獣1頭がかかっているのが発見されました。
クマは体長110センチ・推定体重65キロのツキノワグマのオスで、左の前足が罠にひっかかり興奮状態だったことなどから、市が地元の猟友会に依頼し、午後3時過ぎに殺処分したということです。
現場は住宅のある地域から1.5キロほど離れていて、ケガをした人はいませんでした。
愛知県では今年4月以降にクマの目撃情報が15件ありましたが、捕獲されたのは今回が初めてです。