千葉県の船橋警察署で29日朝、うつむきながら警察車両へと乗り込むのは、殺人の疑いで逮捕された浅香真美容疑者(32)です。

10月5日に千葉・船橋市内のホテルで、交際していた21歳のネパール国籍の男性を包丁で刺すなどして殺害した疑いが持たれています。

自ら通報したという浅香容疑者。

消防隊員が駆け付けると、交際相手は玄関のドア付近に血まみれでうつぶせの状態で倒れており、浅香容疑者も室内にいたといいます。

窃盗の疑いでも逮捕されていた浅香容疑者。
犯行の2日前、千葉市内の量販店で凶器となった包丁2本を万引きしていました。

その際、浅香容疑者は「付き合っている彼氏と一緒に死のうと思い、どうせ死ぬなら盗んでしまってもいいと思い盗んだ」と話していたということです。

逮捕時は「間違いです」と否認していたものの、その後の取り調べでは黙秘しているという浅香容疑者。

警察はホテル内で何らかのトラブルがあったとみて、殺害に至った経緯を調べています。