秋のジビエ料理です。長野市中条の道の駅で、地元の鹿肉ときのこを使ったうどんの提供が始まりました。寒くなる季節にぴったりの一杯です。
長野市の中山間地にある「道の駅 中条」。食堂の人気メニューが、郷土料理の「おぶっこ」です。
野菜たっぷり信州みそ仕立てのスープが平打ち麺とぴったり合います。
千曲市から:
「きょうもうまい。いつもこれっきりです、注文するのは」
長野市内から:
「いろんな野菜が入っていて、すごく懐かしくておいしい」
そして先週、地元の特産食材を使った秋の限定メニューが登場しました。
鹿のもも肉とキノコを使った「鹿肉きのこうどん」です。
鹿肉は市内で捕獲され中条地区で加工しました。
地区ではジビエ料理を地元の名物にしようとさまざまなメニューを生み出しています。
手軽なハンバーガーに、じっくり火を通したローストディアなど。
今回、うどんの具にしたのは鹿肉のモモスライスです。
お食事処まめったい・石川大哲さん:
「シカ独特の臭みが気になったりとか、慣れない人は感じると思うので、できるだけそういうところがなくなるように気を付けました」
地元の農家が育てたシイタケやナメコなどと甘辛く煮込みました。
お食事処まめったい・石川大哲さん:
「シイタケとナメコは中条産のものを使っていて、肉厚でうま味が詰まったものになっている」
麺は、「おぶっこ」にも使われる平打ち麺です。
体が温まりそうな「鹿肉きのこうどん」(1200円)が完成しました。
(記者リポート)
「キノコや鹿肉の味がしみ込んだ甘いスープが麺によく合います」
お食事処まめったい・石川大哲さん:
「温まるメニューだと思うので、、秋の味覚のキノコと中条の鹿肉プラス“おぶっこ麺”を味わっていただけたら」
「鹿肉きのこうどん」は11月末まで、道の駅中条の「お食事処まめったい」で提供されます。