インフルエンザが流行期に入った。県内の患者数は前の週から4倍以上に急増し、県が注意を呼びかけている。

県衛生研究所によると、10月26日までの1週間に確認されたインフルエンザの患者数は県全体で146人で、前の週の32人から4倍以上に増えた。

1定点医療機関あたりの患者数は3.74人で、流行開始の目安とされる“1”を上回ったことから、県は「県内でインフルエンザが流行期に入った」と発表した。

これは、昨シーズンよりも3週早い流行期入り。
すべての保健所で前週より増加している。

<保健所別>
山形市 43人
置賜 43人
村山 24人
最上 21人
庄内 15人

県によると、インフルエンザは2026年3月ごろまで流行が続き、いったん流行が始まると短期間で感染が広がる。

<予防の徹底を>
■重症化を防ぐ効果があるワクチン接種
■適切なマスクの着用・手洗い
■部屋の湿度を50%以上に保つこと

さくらんぼテレビ
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