すごろくを使って社会問題を学びます。賞味期限切れなどで本来食べられる食品が捨てられる食品ロスなどについて、子供たちに考えてもらう授業が倉敷市の小学校で行われました。

すごろくを使ったこの授業、子供たちにSDGsや社会問題について知ってもらおうと行われました。教材は、食品ロスや貧困問題の解決に向けて活動している倉敷市の一般社団法人コノヒトカンが制作したものです。

子供たちは賞味期限切れや食べ残し、規格外などの理由で食品が捨てられてしまうことなどについて、楽しみながら学びました。

(子供たち)
「すごろくにSDGsの学べることが書いてあって、手前取りなどはドラッグストアでもできるから実践してみようと思った。」
「出た食材を残さず食べること(をやりたい)」

(コノヒトカン 三好千尋代表理事)
「食品ロス問題や貧困問題を少しでも理解するきっかけになれたらいい。他人事ではなく自分事として一人一人が取り組んだら未来はもっと明るいということを伝えたかった」

この授業は、2025年度、備中地域の6つの小学校で行われる予定です。

岡山放送
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