中国外務省は28日、王毅外相と日本の茂木外相が電話会談を行ったと発表しました。「戦略的互恵関係」を全面的に推進する方針を確認したということです。
中国外務省によりますと、28日に行われた電話会談で、王毅外相は「日本の新内閣が対中交流の第一歩を踏み出し、『最初のボタン』を正しく留めることを期待する」と述べたということです。
一方、茂木外相は「中国は日本にとって重要な隣国であり、高市総理は日中関係を非常に重視している」と伝え、両外相は日中の戦略的互恵関係を全面的に推進する方針を確認したということです。
習近平国家主席は10月30日から韓国を訪問し、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会談に出席する予定で、高市総理との接触があるか注目されます。