自民党埼玉県連の幹事長が政治資金を私的に流用した疑いがあるとして役職を停止された問題で、県連の調査委員会は約2800万円の支出について「私的流用」と認定しました。
自民党埼玉県連の幹事長・小谷野五雄県議(69)は、県連の政治資金を私的に流用した疑いがあるとして役職停止措置を受けています。
県連は調査委員会を立ち上げて調査を行ってきましたが、2025年7月までの5年7カ月で1357件、あわせて約2800万円について政治資金を私的に流用したと認定しました。
具体的にはチャイルドシートなどの乳幼児用品、ペットフードやウイスキー466本などを購入していて、県連の活動外の支出と判断したということです。
県連は今後、刑事告発も検討するとしています。