自動車メーカー・マツダの今年度上半期の国内生産台数は、アメリカの関税政策などの影響で去年の同じ時期を下回りました。
マツダによりますと今年4月から9月までの上半期の国内生産台数は34万629台で、去年の同じ時期に比べ9.3%減少し2期連続でマイナスとなりました。
マツダは、アメリカの関税政策や経済情勢の不透明感、現地での在庫状況を総合的に踏まえ、CXー70やCXー90といった北米市場向けの車の生産を抑えたことが全体のマイナスに影響したと分析しています。
また、販売台数は国内市場で2期ぶりに増加した一方、アメリカ市場では関税政策に伴う生産調整で在庫が縮小し3期ぶりに減少。
世界全体では前の年より3.3%少ない60万9252台と3期ぶりのマイナスに転じました。