九州の宇宙産業について知見を深めるイベントが、鹿児島市で開かれました。
九州宇宙ビジネスキャラバンは宇宙人材の育成や宇宙ビジネスの裾野の拡大につなげようと2023年から始まり、鹿児島では初めての開催です。
行政や宇宙関連の民間企業の関係者などが様々なテーマで講演し、このうち経済産業省宇宙産業課の高濱航課長は、宇宙関連での成長が続く九州への期待などをスピーチしました。
経済産業省宇宙産業課・高濱航課長
「(種子島と内之浦に)射場、(大分に)宇宙港があること、(半導体など)量産の基盤としての中小企業を含めた製造があること、人材の基盤、この3つが九州の強み」
また、ロケットの打ち上げ施設がある肝付町と南種子町は、宇宙と絡めたそれぞれの町の取り組みを紹介しました。
参加した高校生
「学校では知ることのできないことが、きょう鹿児島でたくさん知れてよかった」
「宇宙関連で何か自分が役に立つ仕事や、やりがいのある仕事に就けたらいいと思った」