住民投票を経て、改めて建設の方針が決まった愛知県豊橋市の「新アリーナ」の工事が、およそ1年ぶりに再開しました。

 新アリーナが建設される旧豊橋球場では、27日午前8時半ごろ、工事の休止を示す張り紙がはがされ、作業員らが安全柵を設置するなど本格的な解体作業の準備を進めています。

 新アリーナを巡っては、2024年11月に「計画中止」を公約に掲げた長坂市長が当選し、工事を中断させましたが、2025年7月の住民投票で事業継続への賛成が多数となったことで、方針を転換していました。

 新アリーナの完成は、当初の計画から2年遅れの2029年7月となり、およそ230億円としていた事業費も上振れする見込みです。

東海テレビ
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