10月26日夕方、JR宗谷線の普通列車がクマとシカに相次いで衝突しました。
乗客と乗務員にケガはありませんでしたが、終点の稚内駅で車両に水漏れの不具合が見つかり、折り返しの列車1本が運休となりました。
JR北海道によりますと、26日午後5時2分ごろ、音威子府駅を出発した普通列車が約5分後、次の駅の筬島駅に着く前にクマと衝突しました。
列車は一時停車して点検を行い、運行に支障がないことを確認して運転を再開しました。
ところが午後6時ごろ、同じ列車が中川町の天塩中川駅と幌延町の問寒別駅の間で、今度はシカと衝突しました。
再び停車して点検したところ、運行に支障がないことが確認されたため運転を再開し、列車は大きな遅れもなく終点の稚内駅に到着しました。
しかし、稚内駅で車両を点検したところ、水漏れの不具合が見つかりました。
このため、折り返し運転する予定だった、午後8時15分発の稚内発幌延行きの普通列車が運休となりました。