秋のフルーツに栗ごはん…。心もおなかもホクホクする季節がやってきた。
広島市西区の崇徳高校新聞部が校内の92人に行ったアンケートから、「今どき高校生の秋の味覚」が見えてきた。
秋になると、なぜか食欲がわく
「春夏秋冬の中でいちばん食欲があるのは?」
この質問に、秋が41.5%で1位、次いで冬が38.7%だった。
崇徳高校2年・新聞部の横田咲良さんはこう話す。
「過ごしやすい気候で食べ物がおいしいから、という意見が多かったです」
秋に思い浮かぶ食材では、1位「サツマイモ」、2位「サンマ」、3位「栗」という結果になった。
横田さんも“サツマイモ派”だという。
「小さい頃から秋といえばサツマイモ。丸ごと焼いて食べるのが好きなんですが、高校生の中にも『スーパーの焼き芋売り場の香りにつられて買ってしまう』という声がありました」
スタジオでは加藤キャスターも共感した。
「私もサツマイモ派かな。地元の肉まん屋さんに“さつまいもベーコンチーズまん”があって、毎年それが楽しみで」
「○○の秋」今どき高校生の1位は?
「食欲の秋」のほかに思い浮かぶ“○○の秋”を聞いたところ、1位は「読書の秋」、続いて「スポーツの秋」、「芸術の秋」がランクイン。
一方、加藤キャスターは「毎年、秋になると教養を深めようと思うのですが、実際はなかなか知識が深まらないんですよね」と苦笑い。
この秋の目標について横田さんは――
「これまでは買っていた焼き芋を自分で焼いてみたいです。あと、苦手なサンマも今シーズンは食べられるようになりたいと思っています」
“秋が短くなった”と感じるこの頃だが、高校生たちは香りや温もりとともに秋の味覚を楽しんでいるようだ。
(テレビ新広島)
