北海道苫小牧市で10月25日午後、沼で釣りをしていた男性がクマ1頭を目撃しました。

 クマが目撃されたのは苫小牧市樽前にある「タネト沼」です。

 25日午後2時ごろ、60代の男性が釣りをしていたところ、約20メートル後ろを通り過ぎるクマ1頭を目撃しました。

 男性に話を聞いた警察によりますと、クマは体長1.5~2メートルぐらいで、男性の後ろを歩いた後、南の森の中に姿を消しました。

 また、同じ樽前地区にあるキャンプ場では午前7時40分すぎ、利用客が林の中を歩く体長約1.5メートルのクマ1頭を目撃しました。

 このためキャンプ場では、当面の間、キャンプ場を閉鎖する措置をとりました。

 同一個体かはわかっていませんが、警察などが警戒を強めています。

北海道文化放送
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