庄内地方で100年以上前から作られている「庄内柿」。
種がなく、果汁が豊富で強い甘みが特徴。

鶴岡市羽黒町にある岡部順さんの園地では、20日頃から主力品種「平核無」の収穫が本番を迎え大きく鮮やかに色づいた柿を5人がかりで丁寧に収穫していった。

今年は夏場の高温と雨不足の影響が心配されたが、収量や肥大は例年並みで年間を通して日照時間が長かったこともあり甘味の強い柿に仕上がった。

(庄内柿生産連絡協議会・岡部順会長)
「(近年は)植物のコントロールの仕方が非常に難しくなってきた。きれいに作った庄内柿を食べてもらって短い秋を満喫してもらいたい」

10月中旬頃からは昼夜の寒暖差が大きくなり一気に色づきが進んだことで例年より1週間ほど収穫が早まっているという。
庄内柿の収穫は、11月中旬まで続く。

さくらんぼテレビ
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