戦時中の子どもたちが、どのように暮らしていたかを紹介する企画展「戦争の中の子どもたち」が、名古屋市名東区の「ピースあいち」で開かれています。
会場には太平洋戦争中に子どもたちが着用した衣服や、絵本や雑誌などの資料およそ130点が展示され、当時は武器や兵隊などが描かれたものが多かったことが分かります。
日中戦争の勃発後1941年から設けられた「国民学校」では、子どもたちがなぎなたの授業など戦争に勝つための学校教育が行われました。
この他、学童疎開では栄養失調になる子もいたことが紹介され、松葉杖をついた子どもは疎開先や食事を探すのに苦労が多かったことがパネルで説明されています。
この企画展は11月22日まで「ピースあいち」で開かれています。