中越地震から21年を迎えた10月23日、新潟県長岡市の山古志地区では全国からの復興への感謝の思いなどを伝える集いが行われました。
中越地震の被災地、長岡市山古志地区で行われた山古志のつどい。当時の人口と同じ約2200本のキャンドルが灯される会場には地元の人だけでなく県の内外から合わせて300人ほどが集まりました。
【長岡市 磯田達伸市長】
「山古志の強い思いというものはどんどん多くの皆さまから注目され、長岡の大きな宝として広がっていると感じる」
集会では地元の子どもたちが歌で21年にわたり寄せられた全国からの支援などへの感謝の思いを届けました。
【地元の人】
「子どもたちが歌っている歌の中に「ありがとう、ありがとう」って私ら聞いていて「その通りその通り」と思って」
【地元の子ども】
「山古志で育って幸せなので復興に携わってくれた方や今残ってくれている住民に感謝している」
感謝の思いであふれた集い。過疎高齢化という課題に直面しながらも復興への21年の歩みの中で多くのつながりが生まれていました。