異例の豊漁が続くスルメイカをめぐり水産庁が小型イカ釣り漁を停止する命令を出す方針を固めました。
スルメイカ漁の停止命令が出されるのは初めてです。
スルメイカをめぐっては海水温や黒潮の流れの変化が指摘されるなか、近年にない豊漁になっています。
2025年度の「小型イカ釣り船」による漁獲枠は、4900トンですが、実績は5300トンあまりと、すでに大きく超過しています。
このため水産庁は小型イカ釣り漁について、10月末にも停止命令を出す方針です。
底引き網などは漁獲量が上限に達していないため今後も漁を続けられますが、漁業関係者は、今後価格が上昇する可能性があると指摘しています。