福岡・飯塚市で10月23日(木)に開幕したIFSCクライミンググランドファイナルズ2025。
世界の強豪6カ国が集結し、クライミング界初の男女混合による国別対抗戦が見どころの一つ。

大会初日はリード予選とボルダー予選が行われた。

◇リード予選(安楽宙斗・野中生萌・吉田智音・谷井菜月)
日本は東京五輪銀メダリストの野中生萌と、パリ五輪銀メダリストで9月の世界選手権ではボルダー金メダルを獲得した安楽宙斗が両カテゴリにそろって登場。

高さ13メートルを超える壁を6分間にどれだけ登れたかを競うリードでは、日本チーム4人中3人がウォールを登り切る“完登”で、全体2位発進、決勝に進出した。

◆予選結果◆
1位 韓国:184pt
2位 日本:171.5pt
3位 アメリカ:164pt

◇ボルダー予選(安楽宙斗・野中生萌・天笠颯太・中村真緒)
それぞれ難易度が違う5つの課題をチームで攻略するボルダーでは出場の4名が個々の力を見せつけ“一撃”を連発。
1位で予選を通過した。

◆予選結果◆
1位 日本:249.7pt
2位 イスラエル:233.9pt
※3位以下は敗者復活戦へ

安楽:
「難易度が分からないながら、その場その場でいい動きができた」
「2課題目はもたついたが自分の得意なかたちにもっていけた」
「決勝は難易度を落としてくるかもしれないが、アップとオブザベーションをやっていきたい」

と振り返り、決勝への意気込みを語った。

リードは24日(金)、ボルダーは25日(土)にそれぞれ決勝が行われる。

<10月23日 筑豊緑地公園/いいづかスポーツ・リゾート・ザ・リトリート(福岡・飯塚市)>

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