東京・足立区で、一軒家の解体工事現場に約420㎏の産業廃棄物を埋めた容疑で、トルコ国籍の元解体業社長ら2人が不法投棄の疑いで逮捕された。投棄物は石こうボードや木くずなど多岐にわたり、ショベルカーなどで土の中に埋めていたという。容疑者は「知らない間に作業員が捨てた」と容疑を否認している。

解体工事で出た大量の産業廃棄物を不法投棄か

東京・足立区の竹の塚警察署で21日、カメラが捉えたのは、くるりと方向転換し、左右を確認した後、警察署内に連れて行かれる男だ。

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解体業者の元社長で、トルコ国籍のアキン・ムスタファ容疑者(26)だ。足立区の解体工事現場に不法に投棄した疑いで逮捕された。

アキン容疑者ら2人が捨てたのは、解体工事で出たプラスチックから石こうボードやタイル、がれきに木くず、瓦、紙くず、ガラスくずなど、実に約420㎏にも及ぶ大量の産業廃棄物だった。

ゴミはショベルカーなどを使い土に埋める

そのゴミが出たのは一軒家だった。

2人は2024年、解体工事現場で出たゴミをショベルカーなどを使って、土の中に埋めていたという。

警視庁の調べに対し、アキン容疑者は「解体現場に解体ゴミは投棄していません。知らない間に作業員の誰かが捨てたのだと思います」と容疑を否認しているという。
(「イット!」10月23日放送より)

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