東京・足立区の竹の塚警察署でカメラが捉えたのは、くるりと方向転換し、左右を確認したあと警察署内に連れていかれる男。

足立区の解体工事現場に不法に投棄した疑いで逮捕された、解体業者の元社長でトルコ国籍のアキン・ムスタファ容疑者(26)です。

アキン容疑者ら2人が捨てたのは、解体工事で出た、プラスチックから石こうボードやタイル、がれき、木くず、瓦に紙くず、ガラスくずなど、実に約420kgにも及ぶ大量の産業廃棄物でした。

これらの廃棄物は一体どこから持ってきたのでしょうか。

そのごみが出たのは一軒家。
2人は2024年、解体工事現場で出たごみをショベルカーなどを使って土の中に埋めていたということです。

警視庁の調べに対し、アキン容疑者は「解体現場に解体ゴミは投棄していません。知らない間に作業員の誰かが捨てたのだと思います」と容疑を否認しているということです。