勝山市の老舗の酒蔵「一本義久保本店」では23日、この秋とれたばかりのコメを使った新酒の初搾りが行われました。10月上旬に奥越産の酒米「越の雫」を使って仕込み作業を始め、20日間で順調に発酵。黄金色に輝く日本酒に仕上がり、杜氏が出来を確認しました。
  
杜氏の大井信積さんは「例年通りのみずみずしさ。搾りたてをそのまま瓶づめしているので非常に濃厚な味わいがある。搾りたての雰囲気を味わってほしい」と話します。
  
酒蔵の店頭には新酒ができたことを告げる「酒林」といわれる杉の玉が飾られました。
  
搾りたての新酒をそのまま詰めた生原酒「ハツシボリ」は、23日夜から県内440軒の飲食店限定で提供されます。
   
一般の小売店などでは、11月7日から生酒「シボリタテ」として販売されます。       

福井テレビ
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