富士山で23日朝、初冠雪を観測しました。
山頂付近に雪化粧をした富士山。
山頂から中腹にかけて雪が積もった姿に、冬の訪れを感じます。
23日朝の富士山の最低気温はマイナス6.4度と今季一番の冷え込みとなり、初冠雪を観測しました。
これは平年に比べて21日遅く、観測史上過去4番目に遅い観測です。
初冠雪は初雪とは違い、麓にある山梨・甲府地方気象台から、山頂付近が雪で白くなったことを目視で確認できることが条件です。
23日朝の山中湖では天気が回復し、訪れた人たちが雪化粧をした富士山を楽しんでいました。
大阪からの観光客は「いいタイミングでした。3日間ずっと霧と雲で、(富士山が)どこにあるかもわからなくて。やっと見れた、こんなきれいな富士山。もうすごく感激。1泊足してよかった」と話しました。
富士山はすっかり冬の装いですが、山梨県の紅葉の見頃はこれから。
秋と冬の景色を同時に楽しめるのはこの時期ならではなので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。