違法な無許可開発で営業を続け、9月に閉園した北海道・札幌市の動物園「ノースサファリサッポロ」を巡り、警察が23日朝、関係先を家宅捜索しました。
都市計画法違反などの疑いで捜索を受けたのは、札幌市の動物園「ノースサファリサッポロ」で、23日朝、北海道警察の捜査員が前社長宅に入りました。
ノースサファリは、開発が制限される市街化調整区域に20年間、違法に建築を続けていたことが問題となり、9月末に閉園していました。
札幌市は運営会社に対し、12月下旬までに全ての施設を撤去するよう勧告していますが、9月の調査でも建物122棟が確認され、300頭以上の動物も残されたままとなっています。
警察は無許可開発の実態を調べ、今後、施設の内部も捜索する見通しです。