福岡市は22日、「かむこと」を通じて市民の健康を推進する取り組みを11月に始めると発表しました。

◆福岡市 高島宗一郎市長
「よくかむことで将来の要介護状態を予防しようという新しいプロジェクト『噛む活FUKUOKA』がスタートをいたします」

この取り組みは、市がロッテや歯科医師会と連携して11月から実施します。

市内の小中学校やオフィスなどでオリジナルガム100万個を配布するほか、歯科医院でかむ力に応じて色が変わるガムによるチェックも無料で受けることができます。

市によりますと、65歳以上の市民約4万人のデータを分析したところ、ほとんどかめない人の要介護リスクは、なんでもかんで食べられる人の1.6倍だったということです。

高島市長は「かむことが健康に大きく結びついていくことを知るきっかけになれば」としています。

テレビ西日本
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