21日夜、発足した高市新内閣。県選出国会議員からは、官房長官に木原 稔さん、
国土交通大臣に金子 恭之さんが入閣しました。一夜明けた22日2人の地元では、就任を祝う花などが届けられていました。

【高市 早苗総理】
「この内閣は決断と前進の内閣です」

21日夜、発足した高市新内閣。官房長官には衆議院・熊本1区選出の木原 稔さんが起用されました。

木原官房長官は当選6回。総理補佐官や防衛大臣を務め、入閣は今回で2回目。
また、熊本県選出の国会議員では約半世紀ぶりの官房長官就任です。

【木原 稔官房長官】
「高市首相からは危機管理、政府のスポークスマン、政府部内や国会との総合調整の
役割を果たすよう指示があり、これらの役割を着実に果たし、国政全般にわたって
高市首相を支える所存」

また、国土交通大臣には熊本4区選出の金子 恭之さんが起用されました。

金子国交大臣は当選9回。国交副大臣や総務大臣を歴任し、入閣は今回が2回目。
国交大臣のポストはこれまでの自公政権では公明党からの起用が続き、自民党からは16年ぶりです。

【金子 恭之国交相】
「自民党最後の(国交)副大臣だったが、今回、大臣として再び国土交通行政に携わることになった。地元の熊本県では熊本地震や7月豪雨で多くの人命が失われるなど
甚大な被害が発生した。また、ことし8月の豪雨も私自身、現地で深刻な被害を確認した。被災者に安心してもらうためにも被災者・被災自治体に寄り添い再度災害防止の取り組みを進めたい」

【生花店】
「お花のお届けです」

【岡崎 宣彰記者】
「こちらは木原官房長官の後援会事務所です。次々とお祝いの花が届けられています」

組閣から一夜明け、熊本市中央区にある木原官房長官の事務所では、官房長官就任を祝う花や電報が次々と届けられていました。

また、八代市にある金子国交大臣の事務所でも、大臣就任を祝う花が届けられ、
多くの花が並べられていました。

一方、県選出国会議員2人が、官房長官と国交大臣という重要閣僚に就いたことについて県民は。

【県民】
「熊本から(閣僚が)出るのは県民としてうれしい。高齢者に優しい政治をしてもらいたい」

【県民】
「政治にどうこうと意見は持っていないが、2人とも入閣されたので熊本としていい方向にいくのではないかと感じている」

【県民】
「熊本出身の人が(閣僚に)選ばれるのはすごいと思う。国民のために尽くしてほしい」

また、高市総理は、海外訪問や病気などで職務遂行が厳しい際の総理臨時代行に就く閣僚5人を指定し、1位に木原官房長官。2位と3位には総裁選を戦った茂木外務大臣や林総務大臣を指定し、4位に金子国交大臣が選ばれています。

テレビ熊本
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