常陸宮妃華子さまは、21日養蚕の発展に寄与した人たちを表彰する式典に出席されました。
華子さまが出席したのは「令和7年度蚕糸功労者表彰式」で、常陸宮さまが式を主催する大日本蚕糸会の総裁を務められています。
大日本蚕糸会は、1912年、明治25年に蚕糸や絹に関しての技術研究や振興を目的に創設され歴代の総裁には皇族が名を連ね、常陸宮さまは高松宮さまの後を継ぎ1981年に6代目の総裁に就任されました。
表彰式では、まず華子さまが恩賜賞の受賞者の表彰状を常陸宮さまに代わり読み上げました。
「恩賜賞。林良博殿右に恩賜賞を贈り、その栄誉を称えます。
大日本蚕糸会 総裁 正仁親王」そして、賞状を手渡す際には「長い間、ありがとう」と言葉を掛けられていました。
その後も、4人の受賞者に表彰状を読み上げ、手渡された華子さま。
蚕糸有功賞などが会頭から手渡された際には拍手を送り受賞者を称えられていました。